鳥取県日野郡江府町、企業誘致視察

  

 江府町は、人口約3700人、面積124㎢、一般会

計予算35億円規模で、住民投票により合併しなかった

町である。(中国電力から年8億円の資産税は魅力。)

 大山と言う山を背景に、その山麓は国立指定公園とな

っており、スカイラインあり、スキー場二か所あり、な

どは高山市と地形的に似ている。

 そんな町がサントリーの水工場を作る企業誘致に成功

した!!

 

経緯については、ポイントとして

1.県からの打診、調査ボーリング段階ではどんな企業が何を作る工場か?も役場、町長、町民の誰にも知らされない状態で、集落への説明、協議、覚書調印にまで一年未満で達成できている事

2.サントリーが中国地方に工場を検討しており、水質と指定公園の近くと言う環境がマッチした。

3.江府町の働きかけの成果と言うよりは、ラッキーな部分が大きい。

 

 ここで、注目したいのは、

合併していない小さな町であり、役場と町民の距離が近く、交渉、決断のスピードが早い事

また、どこのどんな企業かもわからない状況で役場の職員の前向きで丁寧な対応が功を奏したのでしょう。

 高山市に同じ状況で企業誘致話が出て来たら、こんな対応が出来るでしょうか?

景観、農地法などの法律の壁があると話途中で断ってしまう事があったら、それはとても残念な事です。

既存する誘致予定地だけの誘致でなく、企業のニーズに対し柔軟で積極的な取り組みがとても重要だと感じました。

 

 

工場から大山を見た光景               サントリー水工場


 用地総面積約20ha、工場倉庫面積7ha、従業員雇用予定、工場80名、倉庫20名

農振地を除外転用し、橋梁他道路整備、調査などで一億二千万を町にて負担し、半年で用地完成





 島根県浜田市 農業後継者育成視察

 

 浜田市は、人口62000人、面積は689㎢

一般会計372億円、農業産出額36.6億円

平成17年10月に浜田市と4町村が合併した。

 

 合併前の弥栄村が新規就農促進対策事業として

平成10年より県の事業『農業農村頑張る市町村応

援事業』として、新規就農研修者への研修補助金、

滞在施設の貸与、ふるさと島根定住財団からの助成

新規就農者への貸付金、農業施設整備事業の補助金

などを行なっている。

 実績として、9年間で19名を研修させ14名が就農している。

就農者はその地に定住してもらい、地元の町内会活動などへの参加を義務づけている。

 

 就職難の傾向の中、就農したいと言う意欲をもった者より、就職先がないので就農でもしてみるか?

と言った傾向もあり、面接、作文の段階で厳しいチェックをし、認定した6件の農家にて研修させ、大成功とまでは行かないがまずまずの成果が上がっているのでは?と感じた。

 

 もう一個が同じく合併前の金城町の農業者後継者育成奨学金貸付制度は、平成5年より定住対策として『5年住めば返さなくていい』と言う条件で始めたが、平成15年に見直され、農林業振興奨学金貸付条例を制定し、農林業をしたいと考えている子供に奨学金を貸す制度とした。

14年間で115名が利用し、28名が返済の免除がされた、内5名は就農したが、7名は5年たった所で他地区へ転出し就職している。

 一時は貸付利息3%の割安感から、他の奨学金制度より有利であったが昨今の低金利状況で利用者は減り、この制度については見直す予定との事であった。

 

 注目すべきは前述の弥栄村で、販売にもJAが関わっ

ていない有機野菜生産農家が自ら就農者を育成していた

事に村が着目し、助成しようと始めた事。19年4月に

自治体、JA、農業普及員が連携した農業支援センター

を立ち上げ、新規就農支援、認定農業者支援、法人化支

援のチームに分け、専門的に取り組んでいる所である。

 新規就農者へのいい条件の農地の確保が出来ない等

の課題は高山市も同じである。

 規模は高山市の5分の一程度で米以外の販売は農家自

らが取り組んでいる点は大きく違うが、この連携体制

と農家の意欲と姿勢は参考にし、取り組んで行く必要があるのではないでしょうか?

 

 

 

 広島市原爆ドーム                     呉市大和ミュージアムの大和模型

 
















呉市大和ミュージアムの大潟潜水艦模型!!                 宮島の厳島神社

←宮島の五重の塔?
あの有名な宮島でさえ、廿日市市と合併せねばやって行けなかったのが実情だったのかもしれない・・・・・



                    

この鳥居の向こうに見えるマンション??

鳥居の中に見える山間の大きな建物は??